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PORO コンサート アイヌミュージック+カンテレ 創作ユーカラ

2022.11.6 Sat.

 150年前、「北海道」が生まれた日。
先住民のアイヌの人たちは、「北海道」の名前が付く前からこの地で暮らしていました。
自然と人間と動物たちとの、巡りの中で生まれる厳しくも豊かな生活。
結城幸司さんは、そんな先人たちの生き方を伝えています。

この日は、フィンランドの伝統楽器カンテレ演奏、佐藤美津子さんと
世界中で演奏するトンコリの福本昌二さんとの3人でのユニット
「ポロ」の演奏会を行いました。

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 アイヌの人たちに文字はなく、神話や伝説などを口伝えで受け継いできました。
この日もトンコリで独特のリズムを奏でる中、語ってくれる結城さん。

 神話の中では母親を亡くしてしまう子熊や、鹿肉をくわえてくるオオカミが出てきます。

 
「ワォ~ウ~」会場にオオカミの鳴き声が響きます。
大飢饉をオオカミのお陰で乗り越えられたアイヌのお話。
アイヌの人達は日々の暮らしの中にカムイ(神)がいます。
その心を現代の人に、話し伝えてくれました。

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 会場も、伝統の語りと魅力的な音楽に惹きつけられていきます。

1時間半の「COCO森の陽だまりの中で」
結城幸司さんの「小さな物語」とポロ(トンコリ&カンテレ)の癒しライブ。



 トンコリは人を眠らせる力があるそうです。

木版画作家でもある結城幸司さんのクマも眠そうにしています。

結城幸司さん 八剣山ギャラリー
  https://www.hakkenzan-gallery.com/yuki/

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